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ズニ族のアーティストJohn Quamによるターコイズニードルポイントリング

今日はオンラインショップにズニ族のアーティストJohn Quamによるターコイズニードルポイントリングを2点アップしました。


このデザインのリングは初めて買い付けたもの。
彼のホールマークはこのブログでもこれまで何度か話題にしたことのあるカエルです。

以前Arlene Quamの作品だとご紹介したのですが、これが間違っていたことが分かり今回はその経緯をブログに書きますね。
長くなりそうですが、どうぞお付き合いください。

 

彼のジュエリーを最初に買い付けたのは2017年10月ビンテージのリングでした。


このシルバープレートのカエルのホールマークをボブキャットだと思い込み、かわいいかわいいと作品に一目惚れしたのが最初の出会いでした。


それから2年経過し、2019年アンティークショップで石取れしたリングを発見。


ズニで石入れなどの修理をお願いしている友人Marchelleにそのリングの修理を持ち込み、作業してもらっている最中に、ズニの村で偶然見つけた新作のリング。(どれもすべて同じアーティストの作品です)


こちらには同じホールマークが入っていて、その場でズニのトレーディングポストで働くおばちゃまたちに総ツッコミにあい、このホールマークがカエルだということを教わったのです。
(ここまでが2019年4月25日のブログの内容)

 

わたしは日常的に何か調べものをする際は、いくつかの本を辞書のように使っているのですが、ホールマークの本と自分のこれまでまとめた資料を見比べていた時のこと。
元々John QuamとBonnie Quamがご夫婦なのは分かっていたのですが、 ホールマークを調べるとカエル…
JohnのカエルとArleneのカエルが同じ?あれ?これまで知っていたことと何かが違う。。。

ズニの村では似たような名前の人が多くいるので、全てのアーティストについて把握するのは一生かけても時間が足りないと思うほどですが、大好きな作品のアーティストのことは正しく知らなくては!

 

2020年7月のある日、この日はMarchelleのお誕生日だったので、おめでとうのメッセージを送り、ジュエリーについて教えて欲しいことがあると質問をしました。
あのホールマークのアーティストは、Johnなのか、Arleneなのか。

なぜかと言うとArleneはMarchelleにジュエリー製作を教えた先生でもあり実のお母さまなのです。
あの時、石入れをお願いしたリング(↓)がお母さまの作品であれば、修理をお願いした時点で「どうしてわたしのママのリングを持っているのー!」と言うはずなのです。

以前、ズニの村で見つけたArleneのゆらゆらピアスをつけていたら、Marchelleが「わたしのママのピアスよく似合っているわーどこで見つけたのー?」ととっても喜んでくれたことがありました。

 

その時初めてこの2人が母娘だということを知ったのです。


このリング(↓)をMarchelleに見せたところ、これはお母さまの作品ではないとのこと。


そして、お母さまのArleneは2週間前コロナによって亡くなってしまったとのこと。
わたしはなんていうタイミングで質問をしてしまったのだろうと頭の中が真っ白になりました。
「あなたが前つけていた母のゆらゆらピアス絶対に手放さないでね、大切にするのよ」とMarchelleの言葉が刺さりました。

 

気持ちを整理するのに2か月ほどかかり、その間様々な本を探して調べた結果、このホールマークはJohn Quamで間違いなし。
2019年にズニのトレーディングポストで働くおばちゃまたちに聞いた話は、ホールマークについては間違いないのですが、アーティスト名が違ったようです。
というのも、改めて聞いてみたのですが、やっぱりArleneじゃないかという回答だったのです。
トレーディングポストで働く人たちは、製作したご本人から買い取る場合ももちろんあるのですが、多くの場合は家族や親族が持ち込んだものを買い取るので、正確に誰が作ったものかまで確認しないこともあるようです。


この道何十年のベテランおばちゃんたちは、盗品やフェイクなどは断じて買い取らないので、顔を見てQuamファミリーのだれだれ、と分かる人からしか買い取りません。

きっとそこで本人の名前じゃなく持ち込んだ人の名前を教えてくれたのでしょう。

 

一目惚れした作品に出会ったところから、アーティストの特定、裏付けまでとても長い道のりでしたが、途中間違えてお伝えしてしまっていたので、どこかで記載しておかなくてはと思っていた話でした。


本で見たこと、現地で人に聞いたこと、自分の目で見たもの、些細な事でも気になることがあったらまだ表に出すべきではない。
自分の中で正しく理解できたことだけをご紹介すべき。
これは当たり前のことで、SUNDAY MARCH 30を信頼してもらうのにとっても重要なことだと思っています。

前回2019年4月25日のブログでは、不確定なことをそのまま記事にしてしまったことをお詫びします。


今日もズニの友人たちとやり取りしながら、新たな作品を見せてもらい、確保してもらい、教えてもらい、日々学習と体験を繰り返しています。

 

長々と訂正ブログ失礼しました。
今日アップしたこの美しいリングのアーティストはJohn Quamです。

どうぞお手に取っていただけますように!

https://sundaymarch30.com/